Pythonの「see」というライブラリについてご紹介します。
from see import see
「see」は、標準の関数「dir」の改良版「see」関数を提供するライブラリです。
「dir」は手軽に使えてよいのですが、出力結果が見やすくないところがたまにきずです。。そんなdirの見栄え部分を改善したのがこの「see」です。
以下、使い方を見ていきます。使い方はとてもシンプルです。
from see import see
a = list()
print 'dir():'
print dir(a)
# dir():
# ['__add__', '__class__', '__contains__', '__delattr__',
# (一部のみ)
print 'see():'
print see(a)
# see():
# [] in +
# < <= ==
# hash() help() iter()
# (一部のみ)
dirを使うと「'add'」といったデフォルトのメソッド名がそのまま表示されますが、seeではそれが「+」といった人が見てわかりやすい表記に変換されて出力されます。さらにseeだと結果がきれいに整形されて出てきます。
print 'see(var, ".re*"):'
print see(a, '.re*')
# see(var, ".re*"):
# .remove() .reverse()
seeの第2引数にワイルドカードを含む文字列を渡すと、マッチした名前だけがずらずらっと表示されます。上記の場合ですと、「re」で始まる名前のもののみが表示されています。
以上です。
インストール pipが入っていれば
pip install see
でインストール出来ます。