Pythonのライブラリをまとめてインストールする方法をご紹介します。
pip がインストールされていれば、 pip install の -r オプションで一括インストールが可能です。
$ pip install -r requirements.txt
$ pip install --require requirements.txt # このように書いても OK
requirements.txt の中身は次のような形でライブラリの一覧を書きます。
cssselect==0.9.1 lxml==3.2.4 mechanize==0.2.5 pyquery==1.2.6 requests==2.0.1 selenium==2.37.2 wsgiref==0.1.2
この形は pip freeze の出力形式と同じなので、特定のライブラリ環境を別のところに移したい場合なんかにも pip freeze 、 pip install でかんたんに移すことが可能です。
$ # コピー元の環境でライブラリ一覧を作成
$ pip freeze > requirements.txt
$
$ # 新しい環境に移ってまとめてインストール
$ pip install -r requirements.txt
以上です。
ちなみに virtualenvwrapper で環境を新規作成する際にも同様のオプションを取ることができます。
$ mkvirtualenv 環境名 -r requirements.txt
こうすれば、新しい環境を生成した直後に特定のライブラリをインストールしてくれます。
ちなみに、ライブラリ指定に加えて「使用するPythonの指定をしたい」といった場合には
$ mkvirtualenv 環境名 --python=/path/to/specific/python -r requirements.txt
とすれば大丈夫です。