Python の bool
型(真偽値型)が取りうる値は次の 2 つです。
True
真False
偽
いずれも最初の 1 文字だけ大文字です。
bool
型は and
や or
、 not
などの演算子を使った論理演算が可能です。これらはいずれも小文字で書きます。
たとえば、変数 a
b
に bool
型の値が入っているときに次のように書くと
c = a and b
変数 c
は a
と b
がともに True
の場合のみ True
、その他の場合は False
となります。
同様に次のようにすると
c = a or b
a
と b
のどちらか一方でも True
であれば c
は True
になります。両方とも False
だった場合のみ c
は False
となります。
not
は前置型の演算子で、 True
と False
を裏返す処理になります。
not a
つまり、 not a
は a
が True
なら False
、 False
なら True
を返します。