Pythonには、「 PEP 」(Python Enhancement Proposal)と呼ばれるドキュメント集があります。
法律の条文のように、「 PEP 8 」「 PEP 20 」「 PEP 234 」といった風に「 PEP+数字 」という番号が付けられておりオープンに管理されています。
Python (の言語そのもの)の開発はこの PEP をベースに進められています。考え方や方向性を PEP ドキュメントとしてひとつひとつ作成・オープンにしてから、コミュニティからの意見を取り入れた形で開発の方向づけや意思決定が行われているようです。
PEP の一覧や PEP の目的とルールを説明したページなどがありそれで詳細も見ることができますが、いずれも分量が多いです。いち Python ユーザとして Python を使う範囲であれば「 PEP は開発に関わるドキュメント」程度におさえておくのでよいのかなと思います。