Python にまつわる「 BDFL 」ということばをご紹介します。
「 BDFL 」というのは「 Benevolent Dictator for Life 」の略で、 Python の生みの親である Guido van Rossum 氏を指すことばです。
「 benevolent 」は「親切な」「慈悲深い」、「dictator」は「暴君」「独裁者」、「 for life 」は「一生涯続く」「終生の」といった意味で、日本語では「慈悲深き終身独裁者」という訳が使われることが多いようです。
ちなみに、もともと Guido van Rossum のことを指すことばでしたが、オープンソースソフトウェアの開発をリードする偉大な人々――リーナス・トーバルズ氏などを指すときにもこの BDFL ということばが使われることがあるようです。
BDFL ということばの発端について Guido van Rossum 氏自身が説明したページもありました。興味のある方はこちらも読んでみてください。