Python の予約語について見てみます。
予約語とは構文上特殊な意味を持つことばのことです。 変数や関数に予約語と同じ名前をつけることはできません。 Python では次の単語が予約語として使われています。
and as assert break class continue def del elif else except exec finally for from global if import in is lambda not or pass print raise return try while with yield
それぞれの使いどころは次のとおりです。
and
: 論理演算の論理積as
: モジュールの import 時、ファイルの with 読み込み時の名前割り当てassert
: 与えられた式が False なら Error をあげる assert 文break
: ループを途中で抜けるclass
: クラスの宣言continue
: ループ中次のループへと飛ぶdef
: 関数の宣言del
: 変数(名前)の削除elif
: if 文の else if 部分else
: if 文の else 部分except
: 例外処理の try ~ except 文exec
: 与えられた文字列を Python コードとして評価する exec 文 *1finally
: for 、 if 、 try などの分岐処理の末尾につけるfor
: for ループfrom
: import 文で親ライブラリを指定するglobal
: グローバル変数を利用するif
: if 文import
: モジュールのインポートin
: for や if と組み合わせてis
: 比較演算lambda
: 無名関数をつくる lambda 式not
: 論理演算の否定or
: 論理演算の論理和pass
: 何も処理を行わないブロックを埋めるprint
: print 文 ※1raise
: エラーをあげるreturn
: 関数やメソッドの戻り値を指定するtry
: 例外処理の try ~ except 文while
: while ループwith
: ファイルの読み込みyield
: ジェネレータの戻り値を指定する
※1: Python 3 では関数化されたもの